八王子のイベントやお店・ちょっとしたタウン情報
ルクツン八王子WEB新聞

編集室にお便り>

event criticism contents





DATA:八王子市市民活動支援センター/08年6月20日(金)から22日(日)/ファルマ802ビル5階

No.01
5周年ありがとう! 支援センター祭り

 08年6月20日〜22日の3日間、ファルマ802ビルの5階で「支援センター祭り」が催されました。開催のお知らせをいただいた編集子は早速おじゃましに。
 5周年記念とあって、フリー交流サロン(活性化室)では気合いが入った展示が行なわれていました(写真をクリックすると大きな写真がご覧になれます)。

スポーツも武道も健康から。



 八王子の薬草を研究して50年。八王子環境教育研究会のナチュラリスト西條敞一さんは、早稲田大学の学生にスポーツ医薬も説く武芸百般の84歳です。
 スポーツも身体も健康あってのことと、八王子で見つけることのできる薬草を集め、多くの人に薬草の方法を指導してきました。薬草の本を出版したお弟子さんもいます。また、環境保護から、小学生にヤゴの救出方法なども教えているそうです。会場には、クリ、タラノキ、ニッキー、ヨモギ、トマト、ダイコン、ミカン、ビワなど、薬草に使われるものが各種展示されていました。

手先の器用さは日本人特有



「明日をひらく中高年の会」の斉藤庸子さん。保母さんをやっていたときから子供たちに折紙やお絵描きを教えてきたそうです。
 折紙の魅力は、なんといっても、色とりどりの和紙です。和紙のために折紙が発達したほどではと、斉藤さんは話してくれました。また、正確さを必要とする折紙は、日本人の手先の器用さにピッタリだそうです。
 折紙の形は無限にあり、知らなかった形に出会えるのが、斉藤さんにとって最大の喜びとのことでした。

これが竹でできてるの!?



 セミ、トンボ、カミキリムシ、スズムシ、クワガタ、カブトムシ、ヘラクレスオオカブト。虫好きにはたまらない魅力の小さな虫たち。これが竹でできているとは驚きです。
 小原清さんは、通信機メーカーに40数年間勤務。定年後は釣りが趣味で、竹で釣り竿を作っていました。そのうちに、竹の虫を作っている店を友人に紹介され、釣り竿を作る際にできる廃材活用を思いつきました。それが小原さんの第二の趣味となった竹で作る虫です。『竹の虫たち』(小原清著)と題した本も出版されています。思わずつまんでしまいたくなる、リアルな虫たちの世界でした。
 なお、期間中の即売会売上は、全額が市民活動協議会へ寄贈されるそうです。




取材と写真:マニエリストQ/08年6月20日■
Edited and published by rucktun Japan. No reproduction and republication is permitted.