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DATA:BAR 茶々庵
●〒192-0085 八王子市中町12-3
●電話042-623-3399
●定休日:日曜・祭日
●営業時間18:00〜23:00
●JR八王子駅北口徒歩6分/地図



八王子の店長さん、お元気ですか?

No.03
BARのココロ、わかります?


 前回お訪ねした楽善堂さんの脇道を少し奥に入った右角に、ひっそりと佇む黒塀の建物が、今回のBAR茶々庵(ささあん)さんです。
 実は以前に近所にある見番を訪ねていて、その時に偶然に見つけた黒塀を「おお、いいじゃん」なんて撮影してたのですが、たまたま店内から出てきた女将さんと好運にもお話することができたのでした。怪し気な編集子がカメラをパチパチやっているのを、女将さんは訝し気な顔ひとつせず、日を改めた取材の快諾をしてくれたのでした。そして今日、この取材となりました。


編集子:このお店はどのくらいになるんですか?
女将:まだ11年なんですよ。でも、自称ジモッピーって言ってるんです。三代八王子っ子なんです、私。
編集子:じゃ、八王子に詳しいですね。
女将:お店の主催でイベントのようなことも開催してるんですけど、お寺参りで普段観れないところを、顔で観ることができちゃったりするんです(笑)。
編集子:その時のお客さんは得しましたね。他にはどのようなイベントを開いてるんですか?
女将:ここは芸子さんも呼べますから、芸子さんの笛を聴く会といったようなお茶会など開いてます。
編集子:席の後ろになる畳のところがミニ舞台になるんですね。
女将:そうです。寄席なんかもやりますよ。

 楽しい会話と雰囲気が店の売りという女将の受け答えは、歯切れが良く、しかもあたたかい。話題も文学から巷のことまでと軽やかだ。

女将:ここはBARですから、料理は昔ながらの待合方式で、肴も食事も美味しいものを取り寄せることができるんですよ。三業組合というのは料亭と待合と置屋のことなんですが、今では待合が2、3軒しかないので、三業とは言えないのかもしれませんね(笑)。
編集子:ラーメンなんかもですか?
女将:大丈夫ですよ。八王子のラーメンは有名ですものね(笑)。

 ルクツゥンのフリーペーパー発行企画のことも理解してくれていて、応援するから頑張りなさいね、と発破をかけられた。うれしいかぎりです。
 今度は取材ではなく、友人を誘って、よく冷えたビールを呑みに来よう思いました。ああ、ビールではない。芋焼酎のロックだ。そうしよう。




取材と写真:マニエリストQ/08年8月9日■
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